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福岡進出企業へのインタビュー

エラネックス株式会社

エラネックス株式会社
エラネックス株式会社
【代表者】福岡オフィスマネージャー:マティアス・ニトライ
【所在地】〒810-0001 福岡市中央区天神4-8-2天神ビルプラス3階 ホフィス天神
【電 話】092-600-8595
【ホームページ】http://www.elanex.com/EN/

ジェネラル・マネジャー ロバート・ガムリ氏に聞く

ジェネラル・マネジャー ロバート・ガムリ氏に聞く

 エラネックス株式会社は2002年11月サンフランシスコに設立されました。エラネックス社は、世界中を網羅した翻訳者ネットワークに、自社開発の最先端情報技術を組み合わせることで、最高品質のプロの翻訳サービスを提供しています。金融関連、法律、技術、医療をはじめとする各分野の翻訳を取り扱っています。

 エラネックス株式会社は、2003年3月、東京に初めての日本拠点を設立しました。増加するクライアントの需要に応え、新しいマーケットを探るため、日本第2の拠点を2007年8月に福岡市に設立しました。
 日本での成功により、エラネックス株式会社は日本支社を子会社へと昇格させ、エラネックスジャパンKKが誕生しています。

日本第2の拠点設置先として、候補地の中から福岡市を適切なと選んだのはなぜですか?

 福岡の市場は、エラネックス社に特別な挑戦と機会を与えてくれました。福岡は、中国、韓国、台湾やその他の東南アジア各国と経済的にも非常に緊密な関係があり、製造業の分野で強力な中心的存在となってきています。そこで、翻訳に関する全過程を外部委託できる優秀な翻訳会社へのニーズがあると私たちは判断したのです。
 翻訳業務の全過程を統括するシステムを維持している企業はほとんどなく、たいていの場合、数人のフリーランス翻訳者に行き当たりばったりな方法で翻訳業務を出すだけです。これでは大幅に進歩した翻訳支援技術を活用することができません。先端技術を用いることで、エラネックス社は品質の向上もを行うだけでなく、年間20%から40%もの費用削減を可能にしています。経済情勢が厳しくなる中、ほとんどの企業にとって費用削減は非常に大きな優先事項となってきています。有価資産に対し巨額の投資をすでに行い、厳しい競合環境の中でより良い投資収益を必要とする製造会社の場合は特にそうでしょう。

エラネックス社の強みは何ですか?どのような利益をクライアントに提供できますか?

 エラネックス社は、費用削減を実現できる無駄のないシステムを持っています。当社は現在アメリカ、カナダ、日本、オーストラリア、フランス、ベルギー、そしてイタリアに拠点があります。世界中の時差を利用することで効率的に業務を行い、当社クライアントに迅速なサービスを提供できます。当社の業務の大部分が、インターネット上で直接行われており、クライアントは、セキュリティが完備した当社のサーバーに、依頼内容を直接アップロードします。また、翻訳者への仕事依頼も、インターネットを経由して行われます。そしてクライアントのために仕上げた全ての翻訳のデータベースを、エラネックス社は蓄積し維持することにより、必要に応じて、前回行った翻訳箇所を再度用いることが可能となるのです。このような一連の作業は、技術によって可能であり、固定資産への投資はほとんど必要ありません。このシステムにより、世界中の質の高い翻訳者、編集者、そしてDTP従事者を利用できるようになっています。現在当社は約 104ヶ国語を取り扱っており、クライアントへ広範囲のサービスを提供することが可能です。

最近の業務状況はどうですか?現在の経済状況をどう思いますか?

 現在当社のビジネスは急速に成長しています。対前年比で50%以上の収益成長率を達成しています。ありがたいことに、当社は、クライアントの方々と長期にわたる関係を維持できています。ビジネスの現状況は多くの企業にとって非常に厳しいものですが、当社にとっては実のところ好ましい状況です。費用削減はしたいが青果物の品質は落としたくないとお考えのクライアントの方々に、エラネックス社の翻訳総合マネジメントソリューションこそが、低コストで高品質な翻訳を提供できる手段であると理解いただけています。

今後の事業計画を教えてください。将来の見通しはどういうものでしょうか?

 翻訳産業は、これからまさに日本で革命がなされるのだと思います。機械による翻訳で高品質の成果物を得ることは、技術的にまだ難しい状況です。つまり翻訳作業の過程からプロの翻訳者を排除することはまだできないのです。しかし、プロの翻訳者がしなければならなかった仕事量を減らすという技術であれば、新しく開発されたものが多くあります。これにより費用は削減でき、締め切りを早め、そして企業の翻訳に、これまで不可能であった一貫性を持たせることができるのです。エラネックス社はこの革命的変化において主導的役割を果たすつもりですし、また実際にそれができる企業です。短期的計画としては、営業所を、少なくてももう1ヶ所設置したいと思います。おそらく、来年の早い時期に大阪で開設することになるでしょう。

九州や福岡に対する第一印象を教えてください。またその第一印象は変わりましたか?

 いいえ、変わっていないです。初めて福岡を訪れたときは、くつろぎやすい都市の雰囲気、人々の親しみやすさ、それから素晴らしい気候に最も感銘を受けました。また、地元のビジネスパーソン達のビジネスに対する鋭い洞察力にも深い感銘を受けました。同時に、地元民でない私たちは、受け入れられるために力を尽くさなければならないと気づきました。この挑戦は価値のあるものと心に決め、そのために当社はここに立地しています。

当ポータルサイトへの閲覧者や福岡にいる人々に対して何かコメントはありますか?

 この地域に進出しようと考えている企業に対しては、福岡市経済観光文化局企業誘致課に連絡をとることを強く薦めます。スタッフ全員が一貫してとても協力的で、自分たちだけだと集めるのに何ヶ月もかかる多くの情報を、即座に提供してくれました。私たちが知り合う必要がある適切な人物を紹介してくれましたし、自分たちだけでやる場合より格段に早く事業を開始できました。もう1つだけアドバイスをするなら、福岡は東京ではないということです。東京でするような「戦い」の準備をして福岡に来てはいけません。福岡の人々を知り、福岡での生活やビジネスを楽しむことです。


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